日本のオーケストラ、劇場・音楽ホールスタッフの英国派遣プログラムについて

プログラム実施リポート

リポート

英国BBC交響楽団による日本特集プログラム「Diverse Orchestra Japan」公演の開催に際し、ブリティッシュ・カウンシル、BBC交響楽団の共催により、日本各地のオーケストラ、劇場・音楽ホールのスタッフ9名を10日間英国へ派遣する研修プログラムが、2013年1月25日(金)から2月4日(月)にかけて実施されました。アフィニス文化財団はこの企画に賛同し、費用の一部を負担しました。

今回の研修プログラムでは、BBC交響楽団による多様な音楽教育プログラムへの参加や、ロンドン交響楽団、サウスバンクセンターほか英国の主要オーケストラ、ホールの代表者、教育担当者との意見交換などを通して、英国の文化芸術団体の戦略や実践について理解を深めると共に、今後の日本の文化芸術機関による地域との連携、クリエイティブ・ラーニングのあり方について意見交換を重ねました。

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派遣者一覧

伊藤由貴子(公益財団法人神奈川芸術文化財団 神奈川県立音楽堂 館長・プロデューサー)
柿塚拓真(公益財団法人日本センチュリー交響楽団 総務経理部 マネージャー)
木佐貫貞夫(新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)事業課 企画制作担当 主任)
桐原美砂(公益財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団 事業担当 プロデューサー)
小出 篤(公益財団法人名古屋フィルハーモニー交響楽団 演奏事業部 企画制作)
露木拓真(公益財団法人川崎市文化財団 ミューザ川崎シンフォニーホール 事業課)
長谷川亜樹(公益財団法人サントリー芸術財団 サントリーホール 企画制作部 プログラミング・ディレクター)
前田明子(公益財団法人東京都交響楽団 広報・販促グループ)
益滿行裕(財団法人日本フィルハーモニー交響楽団 企画・制作部部長)
※所属は実施当時/敬称略・五十音順

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日本のオーケストラ、劇場・音楽ホールスタッフの
英国派遣プログラム概要

日程: 2013年1月25日(金)~2月4日(月)
派遣先:英国ロンドン
主催:ブリティッシュ・カウンシル、BBC交響楽団
協力:公益財団法人アフィニス文化財団

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派遣研修のその後と関連イベントのご紹介

派遣研修参加者は、充実したプログラムと英国のオーケストラ、音楽団体との交流を経て、早速国内での情報共有、さらなるイベントの実施を図っています。こうした実践を経てますます研修の成果が豊かなものとなり、実際に国内外の音楽ネットワークが強まるのは明らかです。アフィニス文化財団はそのようなリーダーシップを応援し、積極的な活動を随時紹介してまいります。

「オーケストラとデジタル技術の融合――フィルハーモニア管弦楽団による試み」

プレゼンター:フィルハーモニア管弦楽団 デジタル部長 リチャード・スレイニー氏

日程:2013年2月6日(水)
場所:東京文化会館 会議室
主催:公益財団法人東京都交響楽団(担当:前田明子氏)
協力:公益社団法人日本オーケストラ連盟

世界中のオーケストラでおそらく唯一のデジタル部門を持ち、最新技術を駆使した独自のデジタルコンテンツを展開しているフィルハーモニア管弦楽団による事例を、部門の統括責任者であるリチャード・スレイニー氏が紹介。日本語版がリリースされたばかりで話題となっているiPadアプリ「オーケストラ」のほか、英国の国立科学博物館で昨年夏に開催された大規模なインスタレーション展示「ユニバース・オブ・サウンド」など、クリエイティブな取り組みを共有することができました。 直前の告知にも関わらず、オーケストラ・スタッフ、ホールスタッフの中でも実質的な担当者が多数集まり、関心の高さがうかがえました。これを機に、デジタルの目的や実現可能性、日本における価値観の問い直しなど、今後もさらに議論が深まるものと思われます。

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関連イベント

フォーラム「オーケストラ・コンサートホールが地域とできること
――音楽教育プログラムのこれからを考える」

日時:2013年3月5日(火)18:30~21:00
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール市民交流室
主催:ブリティッシュ・カウンシル
共催:ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)

※本イベントは終了しました。後日、リポートを掲載いたします。

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