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※2017年8月に開催された「アフィニス夏の音楽祭 2017 広島」の模様をご紹介しています。

CONCERT
REPORT

ホールを包んだ優美かつ厚みのあるアンサンブル室内楽演奏会[1][2][3]

8月22日〜24日の夜に行われた室内楽演奏会[1][2][3]では、ここまで数日間にわたるセミナーでそれぞれ磨き上げてきたアンサンブルが披露されました。

室内楽演奏会[1]は、ブラームスの弦楽六重奏曲第2番でスタート。ヴァイオリンの四方恭子さんのリードと、サヴァリさんの安心感あるチェロの響きで、流麗で幻想的な音楽が奏でられました。ときにファーストヴァイオリンに導かれ、熱い情感が波打つような音楽が聴かれます。そして、カーテンコール。大曲を弾き終えた後の舞台袖からは、「Good job!」というサヴァリさんの嬉しそうな声が聞こえてきました。

続いては、ゲーゼの弦楽八重奏曲。ゲーゼはデンマークに生まれライプツィヒで活躍した作曲家ですが、さかのぼること一世紀半前、現在ホッホシルトさんがコンサートマスターを務めるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の正指揮者を務めた人物でもあります。

演奏はホッホシルトさんのリードにより、明るい光を思わせる音楽が展開します。ささやき合うようなシーンから、高らかに喜びを歌い上げるようなクライマックスまで、起伏に富んだ音楽が奏でられました。

そして後半は、オーボエのアビュールさん、ホルンのタパニさん率いる8人のアンサンブルによる、モーツァルトのセレナード第12番「ナハトムジーク」。オーボエの音色に、クラリネット、ホルン、ファゴットのサウンドが重なり、華やかなハーモニーが広がります。第3楽章のメヌエットでは全員が足取りを揃えて、まるで優美な舞踏を思わせるアンサンブルが届けられました。

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CONCERT
REPORT

盛大な拍手と歓声の中で幕を下ろした、
広島での音楽祭フィナーレ合同オーケストラ演奏会

今年が広島での最後の開催となる「アフィニス夏の音楽祭」。最終日、音楽祭フィナーレを飾る、広島交響楽団とアフィニス祝祭管弦楽団による「合同オーケストラ演奏会」が、8月27日開催されました。参加者たちは、招聘演奏家と共にこの1週間で創り上げてきた集大成を、いまや“ホーム”となったJMSアステールプラザ大ホールで披露します。

まずはハイドンの交響曲第100番「軍隊」。コンサートマスター、ホッホシルトさんの弾き振り(指揮者なし)によって、細部のニュアンスまで丁寧に仕上げられた音楽が届けられます。特に、招聘演奏家がリードする各セクションのまとまりが素晴らしく、一体感あるハイドンの世界を聴かせました。

そして後半は、ブラームスの交響曲第2番。広島での「アフィニス夏の音楽祭」にこれまで毎回参加してきたマエストロ・秋山和慶さんが指揮、音楽監督の四方恭子さんがコンサートマスターを務めます。

一丸となったオーケストラによって、ときにたっぷりとした音で牧歌的な空気を、またときにキレのいい音で情熱的な雰囲気を表現し、メリハリのある情景を展開。秋山さんのタクトに各奏者が機敏に反応し、豊かな音色を壮大に創り上げていきます。50分近くにわたる大曲も、力強く躍動するオーケストラの演奏で客席を魅了し続け、あっという間に終わってしまったかのよう。広島での音楽祭フィナーレにふさわしい、盛大な拍手と歓声の中で幕を下ろしました。鳴りやまない拍手と長いカーテンコールの後、招聘演奏家と参加者たちが、笑顔で熱い握手を交わす姿が印象的でした。

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CONCERT
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室内楽の傑作をもっと身近に。
音楽祭メンバーによるトーク付きコンサートプロムナードコンサートⅠ・Ⅱ・Ⅲ

8月22日〜24日の3日間は、室内楽演奏会に先立ち音楽祭のメンバーが出演する、入場無料のトーク付きミニコンサート「プロムナードコンサート」が行われました。ニールセンの「木管五重奏曲」(23日)やフィリドールの「2組のティンパニのための行進曲」(24日)など、室内楽の傑作が披露されました。

初日となった8月22日の公演では、北欧、ロシアの室内楽作品が取り上げられました。前半は、作曲家の生きた時代についてのお話を冒頭に挟み、クルーセルの協奏的三重奏曲「ポプリ」を演奏。クラリネットの吉田悠人さん、ホルンの高橋将純さん、ファゴットの廣幡敦子さんが、多彩なメロディの掛け合いを見事に弾きこなし、圧巻のアンサンブルをお届けしました。

曲間には、続くストラヴィンスキーの七重奏曲の奏者から、ピアノの居福健太郎さんを招いてミニトーク。「曲の最後の和音で、みなさんの頭にたくさんの“ハテナ”が浮かぶような演奏をしたい」と聴きどころを語り、演奏がスタート。ミステリアスなメロディが追いかけ合い、ときに力強いパッセージが響くまさに“不思議”な音楽が展開しました。また、客席には招聘演奏家の姿もあり、大きな拍手で若い音楽祭メンバーの演奏を讃えていました。

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