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※2017年8月に開催された「アフィニス夏の音楽祭 2017 広島」の模様をご紹介しています。

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子どもたちからお年寄りまで、
身近なメロディで皆を笑顔にランチタイムコンサート

音楽祭のメイン会場であるJMSアステールプラザの情報交流ラウンジでは、8月19日~22日の4日間にわたり「ランチタイムコンサート」をお届け。これは、広島の若手演奏家が市民に演奏を届ける音楽交流プログラムの一つで、金管五重奏やフルート・クラリネット・ピアノのトリオ、マリンバと打楽器のデュオなどさまざまな編成のグループが連日登場しました。

最終日の8月22日には、2人のヴァイオリンとピアノからなる「Riberade」の、山本弓華さん、山本一喜さん、小林知世さんが出演。葉加瀬太郎作曲の「情熱大陸」で会場を温めたあと、「ルパン三世のテーマ」、「海の声」と誰もが耳にしたことのある曲を披露します。客席の子どもたちも身体を揺らし、音楽を楽しんでいました。

ロシア民謡の「コロブチカ」は、ヴァイオリンのさまざまな奏法を聴いてもらえる曲として紹介。表現力豊かな迫力ある演奏に客席は聴き入っていました。そして、クラシック、ロック、ポップスとさまざまな楽曲が一曲にまとめられた「The history of music」。三人の息が合った「運命」や「天国と地獄」、「ドレミの歌」などのさまざまなメロディが、次々とテンポよく聴こえてきます。

最後はアンコールとして、「パイレーツ・オブ・カリビアン」から「我こそは海賊」。耳なじみのある身近なメロディに、客席では小さな子どもたちからお年寄りまで、皆が笑顔を浮かべていました。

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広島の若手演奏家とのアンサンブルが、
満員の聴衆を魅了ふれあいコンサート

音楽交流プログラムの一つ「ふれあいコンサート」は、音楽祭メンバーと広島の若手演奏家が共演する企画。8月21日のコンサートは、現存する被爆建造物の一つ、広島市指定重要文化財となっている旧日銀広島支店にて行われました。

演奏会は、広島の実力派木管三重奏グループ「Zoo Woods」によるオーリックの三重奏曲でスタートし、続いて音楽祭メンバーがブランの七重奏曲を披露します。

途中招聘演奏家、ファゴットのラビーンさんへのミニインタビュー。「演奏に大切なのは聴衆とのコミュニケーション」というお話を挟んで、後半の合同演奏へ。ロドリゲスの「ラ・クンパルシータ」と「パイレーツ・オブ・カリビアン」という身近な作品に、コンサートへ訪れた老若男女が聴き入ります。

音楽祭メンバーとZoo Woods、10名の心を込めた演奏が、石造りで開放感にあふれた吹き抜けの空間に鳴り響き、満員の聴衆を魅了しました。

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広島市民のみなさんも演奏に参加!
皆で奏でた音楽がホールを包むみんなでオーケストラ!

8月24日に開催された「みんなでオーケストラ!」。広島での音楽祭開催が今年で最後、フィナーレを記念した参加型の特別プログラムです。日本を代表する指揮者、秋山和慶マエストロの指揮のもと、音楽祭メンバー、広島なぎさ中学校・高等学校オーケストラとともに、楽器を持ち寄った広島市民のみなさんも演奏に参加しました。

曲目は、エルガーの「威風堂々」第1番。始めに音楽祭メンバーと広島なぎさ中学校・高等学校オーケストラが通しで演奏した後、いよいよ一般参加者の方々も加わります。ヴァイオリンなどオーケストラでよく目にする楽器だけではなく、リコーダーやピアニカ、でんでん太鼓など、さまざまな楽器を手にステージへ上がります。

秋山さんから冒頭、「隣の人の音をしっかり聴いてハーモニーをつくる」「指揮者のリズムに合わせる」そして「合奏だということを忘れず、気持ちと音を合わせて音楽を創りましょう」というアドバイスがあり、演奏が始まりました。リハーサルが進むにつれて、皆の表情と演奏が生き生きとしてきたようです。

そして迎えた最後の合奏では、皆が心を一つに合わせた元気のいい音楽が展開され、楽器を持たないお客様も合唱で参加。会場にいる全員で奏でる音楽がホールいっぱいに響きわたりました。

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「あいうえオーケストラ」の前に、
オーケストラの楽器を体験あいうえ音楽教室

あいうえ音楽教室は、小学生がオーケストラの楽器の持ち方や音の出し方を体験できるプログラム。「あいうえオーケストラ」の前に、オーケストラの楽器に親しむ場です。子どもたちがオーケストラや楽器にますます興味を持ってくれればと企画されました。招聘演奏家や音楽祭メンバー、広島交響楽団に加え、広島なぎさ中学校・高等学校オーケストラ部員のみなさんが楽器の持ち方などを教えてくれます。

弦楽器のグループは中ホールのロビーに集まり、子どもたちの手を取って弓の使い方を丁寧に説明します。コントラバスのコーナーでは、招聘演奏家のリノヴィツキさんが、指導に加わりました。

管楽器や打楽器のグループはホール内のステージ上に集まり、たくさんの子どもたちがあちらこちらで楽器を鳴らしています。管楽器では、中高生たちが息の吹き込み方をペットボトルで試してみたり、リードをくわえて音を鳴らしたりする様子を子どもたちにレクチャー。また、トロンボーンやホルン、ファゴットといった大きな楽器を、お兄さんお姉さんたちに支えてもらいながら吹き、大きな音が出せると、子どもたちの目は輝きを増していきます。打楽器のセクションでは招聘演奏家のミュラーさんも指導に加わり、子どもたちがティンパニをはじめとするさまざまな種類の打楽器を、楽しそうに体験していました。

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「音楽が心の友であってほしい」。
子どもたちと共に創る、広島最後の交流プログラムあいうえオーケストラ

音楽祭も終盤にさしかかった8月26日、小学生を対象としたオーケストラコンサート「あいうえオーケストラ」が行われました。小さな演奏家たちが音楽祭メンバーと共演し、オーケストラの名曲や合唱曲を披露します。

オープニングを飾ったのは、シベリウスの「フィンランディア」。揃いの音楽祭Tシャツを身に着けた、指揮者の秋山和慶さん、広島交響楽団とアフィニス祝祭管弦楽団、広島なぎさ中学校・高等学校オーケストラのみなさんによる演奏です。曲が終わると、今度は指揮者の下野竜也さんが登場し、トークが始まりました。秋山さんへのインタヴューで、オープニングの演奏について尋ねると「若い子が懸命に演奏に参加することで、音楽の輝きが変わりました」との温かいコメント。皆誇らしげな表情です。

その後、楽器の音色や音域の特徴を紹介するデモンストレーション演奏をはさみ、公募で選ばれた児童ヴァイオリン奏者を交えた「おもちゃの交響曲」を下野さんの指揮で披露。招聘演奏家が小さなおもちゃの楽器を一生懸命演奏するなど、お客様も出演者も思わず笑顔になるシーンもありました。

そして指揮者体験のコーナーでは、会場の子どもたちがオッフェンバックの「天国と地獄」の指揮に挑戦。小さなマエストロの指揮棒に、オーケストラがしっかり合わせます。スローテンポの女の子、アップテンポの男の子。それぞれの「天国と地獄」を聴かせ、会場も大いに盛り上がりました。

盛りだくさんの演奏会も、後半に突入。広島市立吉島東小学校合唱クラブの子どもたちとアフィニス祝祭管弦楽団による「翼をください」に続き、先ほどの「天国と地獄」を下野さんの指揮で届けます。迫力たっぷりの演奏に、客席も手拍子で参加しました。

最後の曲目に入る前に、下野さんから「音楽がみんなの心の友であってほしい。この音楽祭は音楽家にとって音楽上のふるさとです」とのお話しがありました。そんな下野さんの言葉を受けて、児童ヴァイオリニストを交えた「ふるさと」の演奏に、来場のお客様も合唱で加わります。そしてフィナーレ、「ラデツキー行進曲」では、秋山和慶さんも再びステージに。なぎさオーケストラは客席後ろからステージに向かって演奏しながら行進! 最後にはステージの端から客席脇の階段にまであふれる“大オーケストラ”となりました。

時間が進むにつれて客席も含め会場全体が一体感を増し、終演後も拍手が鳴りやまないほど。子どもたちを中心とした出演者のみなさん、そして満員となった客席のみなさんと全員で創り上げた感動のコンサートは、盛大な拍手とともに幕を閉じました。

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