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海外研修への派遣
海外研修リポート

自分の目で見て感じたものは、確信をもって伝えられる 
新日本フィルハーモニー交響楽団 藤田麻理絵さん(2015年度海外研修員)

レッスンの度に変化を実感、停滞していたポイントを打破できた
――当財団の海外研修制度に応募したきっかけを聞かせてください。
学生の頃からいつか留学しようと思っていましたが、卒業してすぐオーケストラに入団し、毎日の業務に追われていました。しかし5、6年経つと、オーケストラの中での低音奏者としての仕事や、これからの音楽人生について、疑問や不安を覚えるようになりました。また、卒業後に始めた古楽器を独学に近い形で演奏していましたが、時折、腑に落ちない感じがありました。それらの積み重ねが、もう一度時間をかけて勉強したいという思いを強くし、応募にいたりました。
――バーゼルで師事された二人の先生はいかがでしたか。
私が師事したクリスティアン・ランペルト氏はドイツ人で、褒めて伸ばすタイプの温厚な先生でした。実は、私はいままでドイツサウンドがそれほど好みではありませんでしたが、留学直前にベルリンフィルのシュテファン・ドール氏と共演する機会があり、これまでも彼の演奏は聴いていたものの、その経験から、音に対する意識が変わってきたように思います。ランペルト先生のドイツサウンドも自分はとても気に入って、彼のレッスンを経てドイツサウンドというものを受け入れられた瞬間から、多くの改善がなされたと感じています。一番変わったのは音色と発音です。レッスンでは、シンプルなことですが、息の使い方や姿勢、エクササイズを教わりました。教わった通りにやってみると即座に変化を実感でき、自分の中で停滞していると思っていたところが打破できたのは驚きでした。
また、古楽が盛んなバーゼルですので、ナチュラルホルンについても一から学ぶつもりでいました。学校には一揃いの古楽器のクラスがあるので、多様なアンサンブルを組むことができ、それを披露する演奏会が毎週のように行われました。自分もそれに参加したり、他のクラスを聴講したり、とても充実した環境でした。師事したトーマス・ミューラー氏には、一口にバロックと言っても幅広い時代のそれぞれの捉え方やアプローチを学び、その奏法を丁寧に教えていただきました。古楽に限らずモダンにも通じる内容のレッスンをされるので、学びたいことを学べ、自分にとって充実したレッスンでした。例えば、古楽器のほうが柔軟なタンギングが必要なので、古楽器で学んだことをモダンホルンの演奏にも活かせるといった発見がしばしばありました。
photo Snap
音楽とその土地の言語がつながる“体感”
――海外での生活はどうでしたか。
一番大変だったことはドイツ語です。実際に生活の中で会話してみると、スピードも速く訛りもあったりして、慣れるまで大変でした。クラスメイトは優しい人ばかりで、最初は英語で話してくれましたが、徐々にドイツ語で話すようにしました。学校生活や旅行をする中で、色んな国の人や言語に囲まれて生活すると、言語と音楽がつながる実感がありました。
――まさに海外ならではの“体感”ですね。そのような生活の中で、自身が変わったと感じることはありますか。
以前は何か話す前に考え込んでしまい、はっきり物事を言えないタイプでしたが、海外ではそれではいけないと気がつきました。向こうの人は、自分の意見をしっかり持っていて、それを明確に伝えるのが上手で。気持ちをオープンにしても周りは受け入れてくれることを知り、楽になりました。また、これまでなんとなく抱いていた国民性のイメージがありましたが、それ以上に個人の気質は様々で、結局“人間・対・人間”として向き合うことが大切だと感じました。実際に自分の目で見て感じたものは、より確信をもって人に伝えられるのだと思います。
――帰国して、ご自身の変化を感じるような場面がありましたか。
自分の意見がはっきり言えるようになったからか、友達に「きつくなったね」と言われることもあります(笑)。確かに、これまでだと少しあいまいなまま行動に移していたような場面も、留学してたくさんの気づきがあったことで、確信をもって行動できるようになったかと思います。帰国してからもいろいろな事が見えてきて、オーケストラの中でどうするとうまくいくのか試行錯誤するときにも、まずは自分の思った通り素直に演奏するようになりました。そうすると、ホルンセクションの方がすごく良いと反応してくださったりして、嬉しかったです。自分を押し付けずうまく融合させて、良いセクション、良いアンサンブルにしていきたいです。
――留学を考えている演奏家のみなさんにメッセージをお願いします!
海外研修を悩んでいるのであれば絶対に行った方がいいし、考えていなかったとしても行った方がいいと思うくらいです。楽しいことばかりではありませんが、どう受けとるかは人それぞれ。留学期間中は、自分のための時間を過ごし、自分自身を見つめ直すことができます。その充実した期間が、今後の音楽生活の面ではもちろん、人生においても良い影響を与えることは間違いありません。
※2017年4月時点の内容となります。
※本文中の人名表記はご本人の言葉に沿って一部敬称略、また登場人物の所属等はすべて当時のものです。