Fellowship Program

プロになった後の
学び直しを支える海外研修助成

国内プロ・オーケストラの楽団員が海外で研鑽を積み、帰国後にその成果を所属楽団にフィードバックすることを狙いとします。
また、楽団及び楽団員の皆さまがより一層、海外研修に取り組みやすい枠組みとするため、海外研修員の所属楽団に対しても助成(楽団奨励金)を行っています。

特長

研修員本人への助成

海外での研修や生活に必要な費用を助成します。演奏家の経済的負担を軽減し、研鑽に専念できる環境を整えることが目的です。「どこで、誰に、何を学ぶか」は奏者自身が決定。世界各国の教育機関や名門楽団など、個々の課題や目標に合わせた最適な環境での学びを、本事業は力強く後押しし続けるのです。

所属楽団への助成

演奏家が研修で不在となる間、楽団が代わりの奏者を招く費用(エキストラ代)を「楽団奨励金」として支援します。個人の挑戦を所属楽団の負担にせず、組織として安心して研修に送り出せる体制を強力にバックアップ。奏者個人への支援と併せ、日本のオーケストラ全体の持続的な発展を支える仕組みです。

帰国後のフィードバック

現地で学び体得した音楽表現や技術は、帰国後に所属楽団の仲間へと還元されます。学んだエッセンスを日々の演奏に反映し、体現していくプロセスを大切にしています。個人の成長が楽団の新たな刺激となり、日本のオーケストラ文化全体の向上へとつながる。そんな「実りある循環」を本事業は共に応援します。

近年の派遣実績

■ 2026年度

草野 雅行 所属 九州交響楽団
楽器 ファゴット
研修先 エッセン/ドイツ
指導者 マルテ・レファルト(フォルクヴァング芸術大学 教授)

■ 2024年度

藤田 麻里奈 所属 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
楽器 トロンボーン
研修先 シュトゥットガルト/ドイツ
指導者 ヘニング・ウィーグレーベ(シュトゥットガルト音楽演劇大学教授)

海外研修参加者の声

※参加者からのアンケート、フィードバックの一部を編集してご紹介しています。

長い期間滞在し生活をすることで環境や風習の違いを体感し、今後の自分の音楽家としての生き方・考え方に大きな影響を得るために必要な貴重な一年間になりました。

2018年度研修員
山口真由(東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団/クラリネット)

大学卒業と同時に都響に入ったため、留学する機会がありませんでした。プロとして働き始めてからも海外で学べる機会を頂ける素晴らしい制度に心から感謝しています。

2020年度研修員
本山耀佑(東京都交響楽団/コントラバス)

技術的な成長だけでなく「自分を信じること」 「音楽を楽しむこと」 「周囲との関係を大切にすること」「心身の健康を保つこと」 といった、本質的な部分に気づくことができたことは、何よりも大きな収穫でした。

2024年度研修員
藤田麻里奈(東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団/トロンボーン)

応募概要

応募資格

  • 当財団の助成対象オーケストラの楽団員であること。
  • 応募年度の4月1日時点で満40歳以下であること。
  • 外国での研修に必要な語学力を有し、心身ともに健康であること。
  • 文化庁および他財団の在外研修助成との併用は不可(他団体研修制度の不合格が明らかになっている場合は応募可)。

募集スケジュール

募集期間
毎年4月〜8月(予定)
選考期間
9月~翌年2月頃
最終決定
翌年7月(予定)

2027年度海外研修員応募受付中

Support

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次の世代へ広げる仲間に。

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